忘れないで!フリーランスとして働き始める時に必要な保険加入手続きについて

フリーランスになる際、開業届や青色申告を行う場合は、青色申告承認申請書の提出が必要です。加えて、身辺環境を整える必要があるため、大変忙しくなります。
しかし、決して忘れてはいけないのは「国民健康保険」と「国民年金」の加入手続きです。スムーズに切り替えできるように、以下を参考にしてみてください。

まずは、原則退職日の翌日から14日以内に、お住まいの市町村の役所において「国民健康保険」の加入手続きをしましょう。
国民健康保険とは、その名の通り会社員以外の人が加入すべき保険です。そのため、退職してから最長2年間利用できる「会社の健康保険の任意継続」をするのでなければ、フリーランスになる人も加入しなければなりません。

病気やケガをした時の医療費に関係するので、会社員の頃に加入していた健康保険からスムーズに切り替えるためにも、優先的に手続きしましょう。役所に行く時の持ち物は離職票などのいつ健康保険の資格がなくなったかが分かる書類と、身分証明書、マイナンバーが確認できるものと、印鑑の4点です。

次に、国民健康保険と合わせて手続きすべきなのは「国民年金」への加入です。
国民年金とは厚生年金に加入している会社員を除いた20歳以上60歳未満の人が加入しなくてはならないものなので、フリーランスになる人は加入する必要があります。国民健康保険と同様にお住まいの市町村の役所において手続きできるので、忘れないように同じタイミングで移行しましょう。

フリーランスの保険と年金事情については、こちらのサイト(フリーランスになってわかる社会保険のありがたみ)でも詳しく解説されています。